「3つのお金」の仕分けが終わったら、次はいよいよ証券口座の準備です。
そこで必ずと言っていいほど出てくるのが、この質問。
「楽天証券とSBI証券、どっちがいいんですか?」
銀行の窓口にいた頃から、そして今も、本当によく聞かれます。
先に結論からお伝えしますね。
どちらを選んでも、失敗ではありません。
この2社はネット証券の2大定番で、どちらも「初心者が最初の口座に選んで困らない」水準がそろっています。だからこの記事では、「どちらが上か」ではなく、あなたの生活にはどちらが合うかを見つけるお手伝いをします。
まず、2社に共通していること
比べる前に、「どちらを選んでも変わらないこと」を押さえておきましょう。
- 新NISAに対応していて、NISAでの投資信託の購入手数料はかかりません
- 国内株式の売買手数料も、条件を満たせば無料(2026年7月時点。詳細は各社の公式サイトでご確認ください)
- 口座開設・維持費は無料
- スマホだけで口座開設が完結
- 人気の投資信託(eMAXIS Slimシリーズなど)はどちらでも買えます
つまり、「買いたいものが買えない」「手数料で大損する」といった心配は、どちらを選んでもありません。
だからこそ、決め手はポイントと使いやすさ、つまり生活との相性になります。
楽天証券のメリット
① 楽天のサービスをよく使う人と相性抜群
楽天カード・楽天市場・楽天銀行などを使っている方は、迷わずこちらでいいと思います。
- 楽天カードで投資信託の積立ができて、ポイントが貯まる
- 貯まった楽天ポイントで投資信託が買える(ポイント投資)
- 楽天銀行と連携(マネーブリッジ)すると、普通預金の金利が優遇されます
② 画面が見やすく、初心者にやさしい
楽天証券のアプリや画面は、「はじめての人が迷いにくい」つくりです。銀行員時代、「ネット証券は画面がむずかしそう」という声をたくさん聞きましたが、楽天証券はその心配が少ない方だと感じます。
③ 日経新聞の記事が無料で読める
楽天証券の口座があると、「日経テレコン(楽天証券版)」で日本経済新聞の記事を無料で読めます。これ、意外と知られていないのですが、投資の勉強を始めた方にはうれしい特典です。
SBI証券のメリット
① 口座数トップクラスの最大手。品ぞろえが広い
SBI証券は、ネット証券の中でも口座数トップクラスの最大手です。取り扱う投資信託の本数や外国株の種類も幅広く、「あとから何かやりたくなったとき、だいたい何でもできる」安心感があります。
※SBIグループ全体の証券総合口座数は、2026年3月末時点で1,600万口座を突破しています(SBI証券調べ)。
② 貯めるポイントを自分で選べる
VポイントやPontaポイントなど、複数のポイントから貯めるものを選べます。楽天経済圏ではないけれど、ポイントはしっかり貯めたい・・・そんな方に向いています。三井住友カードをお持ちなら、カードでの積立でポイントが貯まる仕組みもあります。
③ 投資信託を持っているだけでポイントが貯まる
SBI証券は、投資信託を保有している間、残高に応じてポイントが貯まる仕組み(投信マイレージ)があります。長く持ち続ける新NISAとの相性がよい特典です。
選び方は、この3つの質問だけ
ここまで読んで「結局どっちも良さそう…」と思った方へ。次の3つの質問で決めましょう。
Q1. 楽天カードや楽天市場を、ふだんから使っていますか?
→ はい。それなら、楽天証券。生活とポイントがそのままつながります。
Q2. 三井住友カードを持っている、またはVポイント・Pontaを貯めていますか?
→ はい。それなら、SBI証券。カード積立とポイントの相性が活きます。
Q3. どちらにも当てはまらない?
→ 画面のわかりやすさで楽天証券を選ぶ方が、私のまわりでは多いです。迷って止まってしまうより、まず一歩を。
ちなみに、証券口座は、あとから別の会社に変えることも、2つ持つこともできます。「一生の選択」ではないので、気楽に選んで大丈夫ですよ。
手続きが不安な方へ:画面写真つきガイドを無料配布しています
「申し込み画面で迷いそう…」という方のために、楽天証券の口座開設の流れを、スマホの画面写真つきでまとめたガイドを用意しました。手続きの流れ・必要なもの・つまずきやすいポイントを、1ステップずつ確認できます。
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お子さま名義の口座をつくりたい方へ
「子どもの将来のために、子ども名義でも口座をつくりたい」という方向けに、楽天証券の未成年口座の開設ガイドを用意しました。スマホの画面写真つきで、手続きの流れ・必要書類・つまずきやすいポイントをまとめています。
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口座が開設できた方は、次はこちら→ 楽天証券、口座を作ったら次は? 最初の設定は5つだけでOK
SBI証券で開設した方はこちら→ SBI証券、口座を作ったら次は? 最初の設定は5つだけでOK
なお、SBI証券をこれから開設する方は、ポイントサイトを経由するとポイントがもらえることがあります。手順とつまずきやすい落とし穴を、実体験をまじえてまとめました→ SBI証券の口座開設、ハピタス経由でポイントも。手順と注意点
まとめ
- 楽天証券とSBI証券は、どちらを選んでも失敗ではない2大定番
- 決め手は「手数料の差」ではなく、普段の生活との相性(使っているカード・貯めているポイント)
- 迷ったら3つの質問で。あとから変更も、2口座持ちもできるので気楽に
口座の準備ができたら、次はいよいよ「新NISAの土台づくり」です。制度の言葉を全部覚える必要はありません。次の記事で、必要なところだけいっしょに見ていきましょう。
次の記事はこちら→新NISAは、ぜんぶ覚えなくて大丈夫。最初に知るのは3つだけ
※ 本記事の内容は2026年7月時点の情報です。手数料・ポイント制度は変更されることがあるため、最新の条件は各社の公式サイトでご確認ください。